「わかった。翼から話してくれるまで待ってる。」

そう言って私の手を握ってくれた。

刹那の家の前なのに、涙が溢れて止まらなくなった。

泣きやまない私を優しく抱きしめてくれる。


そんな刹那に安心して涙も徐々に引いていった。

「とりあえず俺ん家入ろ??」

「うん…」



優しく私の手を引いて家の中に連れて行ってくれた。

しばらく歩くと
「ここが俺の部屋。」

黒と白で統一された広い部屋があった。





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