あたしの提案にうーんと小さく唸りパッと表情が明るくなった。 「分かった!ホッペにキスでいいよ!じゃ、今日からよろしくね?」 そう言って長い指と大きな掌を差し出した。 「……アドバイスよろしくお願いします」 ちょっと…いや…かなり不安だけど先輩の事を信じてみよう。 あたしの恋の成就の為よ… 先生の彼女になりたいんだもん… 先輩の手を取り強く握った。