アタシと王子様



それから、すぐにアイスコーヒーとアイスミルクティが目の前に出された。



「それで?そのカテキョの先生の誕生日プレゼントを一緒に考えればいいの?」


アイスコーヒーにミルクを入れストローでかき混ぜる先輩の長い指に見とれてしまっていた。



「…?…桃花ちゃんてば聞いてる?」



「あ!はい…え?何ですか?」



「いや…だからカテキョのプレゼントを一緒に考えればいいの?」