「彼女だよ?可愛いんだよね〜…まだ何にも知らないからさ?ね?桃花ちゃん?」 「……はい」 他のお客さんも興味津々であたし逹を見てる。 早く離して欲しい… 「あっそ!じゃぁ、お金はいらないんだ?」 ―…お金??!! 「お金はもういらない、あんただって楽しかったでしょ?つーか店に来るなって約束覚えてる?」 2人のやりとりを聞きながら先輩の噂が頭をよぎった。