―…次の日 今日は土曜日で学校は休み。 朝からバイトに来ていた。 「いらっしゃいませ」 この前とは違って店はお客さんがいっぱいで慣れていないあたしはパニックになりそうだった。 「桃花ちゃん!4番テーブルにモーニング2つ持って行って!」 「あ!はいっ!」 オーナーも忙しそうに注文を受けた料理を表に運んではキッチンに戻るを繰り返していた。 「…お待たせしました!」 4番のテーブルにモーニングを運ぶと若い女の人2人が、あたしを座ったままジロリと見上げキョロキョロと店を見渡した。