その日、先輩の姿を見つけては隠れてみたり逃げてみたり。



あたしのおかしな行動を見兼ねた光が問い詰める。



「先輩と何かあったの?」


「ないよ!!ないない!!」



そりゃ、おかしいよね…



先輩の姿を見れば逃げてるんだもん。



「ホントの事話してよ?親友でしょ?」



「う"…実は…」



―――…



「えー!!??桃花のバイト先って先輩の家なのー?しかも2人でサボってたって…どういう事?」