「桃花!」 「ん…あ…ご飯…」 母さんの声に気がつき目をゆっくり開くとカーテンから光が漏れる。 …―あれ?晩ご飯は? ボーッとする頭を何とか働かせて母さんを見つめると困ったような笑顔を作りあたしの頭をポンッと軽く叩いた。 「学校に遅れるわよ?!よっぽど疲れてたのね?起こしても起きないから寝かせてたのよ!お腹空いてるでしょ?朝ご飯食べなさい」 「…寝てた?あのまま朝まで?」 「そう!顔洗いなさいよ!!」 「え…じゃあ!先生は?」 昨日は確か、家庭教師の先生が来る日!