「高瀬先輩…ですよね?」 「知ってたんだ♪俺のコト♪」 なんだか話し方まで軽そうに見えるのは気のせいかしら? 「えぇ…まぁ…ハイ…」 頼まれてお金を払えば振った相手の初めてさえももらっちゃう愛を売る王子様 高瀬先輩ですよね♪ …とは言えるはずもなく。 「先輩は何でここにいるんですか?もしかして…ここでバイト…」 ズカズカと奥に入りテーブルの上のクッキーを口にほおり込む。