「涼介が1人の女に一途になるなんてあり得ないんだから!あたし達とも連絡したり遊ぶのやめるなんて…金?体?何をあげたの?!教えなさいよ!!!!」
「……だから…何も…」
威勢の良かった彼女が大粒の涙の流している…
後ろにいる彼女達もうつむき悲しそう…
「ホントに何も…してません…」
そっか…先輩…他の女の子達と縁を切ったんだ。
だから、この人達は…
別に悪い事なんかしていないと分かっているけれど泣いているのを見て胸が痛んだ。
「……それに…あんたなんか…涼介にすぐに飽きられるわよ…だって…涼介は綾…「何やってんの?」
声の聞こえた方を見ると驚くというより怯えるようにビクリと体を跳ねさせた。

