そこには誰もおらず足を進めると



「新しいバイトの子?」



突然、背後から声をかけられ体が跳ねた。



「は…はい!!よろしくお願いします!」



慌ててお辞儀をして顔を上げたあたしが見たのは



「あれ?百円玉の…」



あの噂の高瀬先輩が立っていた。