「早くしないと誰かに取られちゃうかもよ?」



「そうだよねぇ〜…」



来月の15日は祐介さんの誕生日。



プレゼントを買う為にバイトも始めるつもり。



「誕生日に頑張って告白してみる!!!」



「マジで?頑張ってよ〜?ダメだったら高瀬先輩に慰めてもらっちゃえば?」



からかうように言った光に"絶対にあり得ないから!"強気な声を出した。