「柴崎先輩!高瀬先輩どうしちゃったんですか!!???」 「さぁ〜…俺が話しかけてもあんな感じだしね。な!宗助?」 「好きな子にでもフラれたんじゃないの?」 難しそうな本を読みながら和也にそう伝えたのは涼平の小学校の時からの親友の立木宗助。 「「えっ??!!」」 宗助の言葉に和也と瑠璃が大声で叫んだ。