―…次の日 「行ってきます…」 憂鬱なまま家を出る。 下を向いて朝からため息ばかりついていた。 「ハァ……」 「桃花ちゃん、おはよ」 「あぁ…おはようござ…えっ!?」 誰かに挨拶をされ適当に返事をしたものの、その聞き覚えのある声に慌てて顔を上げた。 「先輩…なんで…」 家の前に立ち申し訳なさそうに会釈をした先輩… 「…一緒に学校行かない?」 「……」 ジッと下から見上げ無言のまま歩き出したあたしの後ろを先輩がついて来た。