アタシと王子様



「……」



「……」



薄暗い蛍光灯があたし達を照らしていた。



気が済むまで泣いていいよって言われたけど涙が止まる事は、きっとしばらくない。



鼻水と涙でぐしゃぐしゃ…


先輩に顔見せられないよ。


「先輩…もう…あた…!!」



唇に柔らかい感触…



先輩にキスされていた。