何とか服が決まった私は、潤也と一緒にテレビ局に行った。


なんでテレビ局かというと、今日は潤也と嵐士のみなさんが共演するからなんです。

だから、そのついでに合わせてもらえることになった、というわけです。



私は潤也に連れられ、嵐士のみんながいる楽屋へと向かった。

ちゃんと色紙を5枚持って。


コンコン


「失礼します、潤也です。」

「おぉ!潤也、姉ちゃん連れてきたか?」

「はい。姉ちゃん入って。」

「し、失礼しまーす。」

「えっと、悠ちゃんっていうんだよね?俺のことわかるよね?」

「は、はい。えっと、私は潤也の姉の悠といいます。」

「で、俺のことは?」

「さ、櫻井翔くんですよね?」

「おお!ちゃんと分かってんじゃん。じゃあ、サイン書いてあげる。」

「ありがとうございます。」

「俺らさ、よく潤也とかと食事行くんだけどさ、よかったら悠ちゃんもおいでよ。今日は、潤也と俺らだけだからさ。」

「いいんですか?」

「いいよ、いいよ。」

「じゃあ、お言葉に甘えて。」

「お、珍しいじゃん!翔から誘うなんて。」


そういったのは、まーくん。

相葉雅紀(あいば まさき・通称まーくん・まさ)

“嵐士のおバカキャラ&いじられキャラ。ついでにボケ担当!”

まさっていうのは、メンバーからしか言われていないニックネーム。


「別に、いいじゃねえか。」

「だってねえ。なあ、潤くん。」

「ああ、そうだな。」


本を読みながらそっけない返事をしたのは、潤くん。

松本潤(まつもと じゅん・通称潤くん)

“嵐士のドS番長&完璧主義。ついでにちょーナルシスト!”

潤くんは一番年下だけど、みんなに君付けで呼ばれてる・・・


「相変わらず、本が好きだな。」


潤くんの本好きを褒めた?のは、かずくん。

二宮和也(にのみや かずなり・通称かずくん・かず)

“嵐士1のゲーマー&ハリウッドスター。ついでにめちゃ器用で、ツッコミ担当!”

かずっていうのは、潤くんとさとしくんにしか言われていないニックネーム


「だなあ、もうちょっと潤くんも俺らの話に入ってよ。」