そんなあたしの姿を見て、レンは舌打ちをして出て行ってしまった。
こんなはずじゃなかったのに。
パタンと閉まるドアの音を聞き、後悔ばかりが押し寄せる。
だけど、追いかけて引き止める事は出来なかった。
レンとあたしはどうなってしまうのか、自分でもわからない。
結局、レンはまたしばらく帰って来なかった。
心にぽっかり穴が開いたみたいで何もやる気が起きないけれど、時間は流れていく。
どんどん独りぼっちになっていくのが怖かった。
レンに会いたい、レンの声が聞きたい。
心が、そう叫んでいる。
もう限界なのかもしれない。

