レンの仕事を否定する事は出来ない。 あたしだって、少なからずお客さんを騙しているようなものだから。 だけど、何とも言えない気持ちになった。 面会時間が終わって、あたしはトボトボと街を歩いていた。 きらびやかなネオンと賑やかな人の波。 気を抜いたら埋もれてしまいそうになる。 [後はミユが自分で決める事だ] さっきから頭の中は、レンから聞いた話でいっぱいだった。 「ねぇ、何してるの? 暇なら一緒に遊ばない?」 ふと隣を見ると、いかにもホストみたいな男が立っていた。