「悟…。 …ミユさん、一緒にレンさんのとこに行きましょう。 着替えないと行けないですよ?」 優しく和香ちゃんに抱きしめられ、あたしは彼女に支えられながら寝室へと入った。 あたしはベッドに腰をかけたまま動けないでいると、和香ちゃんがクローゼットから服を出してくれた。 それに着替え、また支えられながら部屋を出る。 悟くんの車に乗り込みレンの居る病院へと向かったが、車内では誰一人口を開かなかった。 ただ、街並みが流れて行く。 着いた先は、大きな総合病院だった。