仕事が休みの日、いつもより早く目が覚めたけれど、レンの姿はなかった。 マンションで生活しないかと、レンに言われてから、あたしはレンのマンションに入り浸っている。 かと言って、アパートを引き払ったわけではない。 レンの事を信じているけれど、アパートを引き払ってしまえば全ての事を受け止めなくてはいけない気がして。 今のあたしは、まだそれを受け止めれる程の器を持ち合わせてはいない。 つまり、アパートはあたしの逃げ場所として取って置きたかったのだ。