「えっ、そう思う?」
「うん。
ちょっとふっくらしたかんじがする。」
「3Kgぐらい増えたかな。」
「でも、すっげー痩せてたし3Kg増えて太ったって言っても、まだ細いよな。」
「それって慰めてくれてんの?」
「いや。」
レンがそんな事を言うなんて意外で、あたしはケラケラと笑ってしまう。
こうやって笑い合える事が、あたしの精神を安定させていた。
未だにあたし達の関係は曖昧だけど、お互いがお互いを必要としている事は確かなのだ。
それさえわかっているならば、レンが他の女と会っていたって構わない、と最近は思うようになっていた。

