四季〜二人で歩む季節〜



「お前はこの店のナンバー2なんだからな。
ちゃんと自覚しろよ。」

「はい、すみませんでした。」


店長から呼び出されるなんて、あたしはそれほどひどい接客をしていたんだろう。


その後のあたしは、気持ちを切り替えて笑顔で接客についた。


けれど、やっぱり無理をしてしまったんだ。


お店が終わり、いつもよりヘトヘトになってしまったあたしは、なかなかソファーから立ち上がる事が出来なかった。


「ミユさん、大丈夫ですか?」


和香ちゃんが心配してくれてお水を持ってきてくれたけど、飲む気力すらない。