レンはただ相槌を打つだけで、とくに何かを言う事はなかった。 だけど、あたしは話を聞いてもらっただけで少し気持ちが楽になったと思う。 散々泣いたあたしはいつの間にか眠ってしまったらしく、ふと目が覚めた時隣でレンが寝ながら腕枕をしてくれていた。 そっとその横顔に触れて、唇を指先でなぞる。 レンが愛おしくて、ずっとこうやって一緒に居てくれたらいいのにと思ってしまう。 「どうした?」 あたしが触れたせいか、レンが目を覚ました。 「ごめん、起こしちゃった?」 「いや、いいけど。」