それからなんとか起こしてそれぞれ学校へ







冬李は大学
あたしは専門学校だ。







そんなこんなのお昼休み、
友達と会話という名の花を咲かせていた時のこと。







「要?電話なってない?」





「あっ。ホントだー………この待ち受けは…」





「待ち受け?」







そう。
あたしは冬李から電話がかかってくると、ドクロの画像が表示されるように設定しているのである!!





「…彼氏だ」






「ウソー!!昼休みにかけてくるなんて、『寂しいー』とか?」





「『お前の声が聞きたくなった』…とか?」






「ないない!絶対良くないことだ…金持ってこいとか…」






「そんな彼氏いないってー!ほらほら早く出てっ!!」











い…嫌だぁぁぁ!!








ピッ