本当の別れの日がきてしまった。

和今までありがとう。和に出会えてよかったよ。

眠ってる和に手をあわせて、そう言ったんだ。

火葬場までは、辛くて行けなかった。

おばさんに来てほしいって言われたけど、無理だった。

空を見上げ、和大好きと心で思った。

「遥ちゃん・・・」

振り返ると、地香先輩と西先輩がいた。

「先輩・・・」

「辛かったね。」

「はい・・・」

地香先輩が抱きしめてくれた。

自然と涙がでてきた。

「無理しないで泣いていんだよ」

「うん・・・」

そして三人で泣いた。

和は、いい友達もって幸せだね。