ここからやっと、 あたしは人間らしく 生きられるのだ。 花嫁さんのような 薄い手袋の手を、 ナイフから離した。 返り血は、 薔薇で防いだ。 隣のエレベーターで 自分の泊まる 階へ上がる。 あとは彼女の死を 聞いて泣けば 良いだけ。 嬉し涙だなんて 誰にもわかるもんか。 彼女は、 あたしを いじめたことなど 一度もない。 両親だって、 そう思っていることに なっているのだから。 了 ~こういうシーン入れるのって違反??と怯えつつ~