あほな2人が消えたところで、裕美ちゃんと上村くんは相当困っているようだった。
そりゃそうだ。
やつらの(誇張表現の)せいで、もともと美男美女の部類に入る顔の2人は必要以上に注目を浴びるはめになってしまったのだから‥。
(まったく…もっときれいなやつらもおるだろうにのぅ)
(だれだ…またつっこんだ田舎っぺは!)
そしておせっかいコンビのガードがなくなった今、2人は最大級のピンチに見舞われることになってしまったのだった。
―――うひゃぁい!近付けぇぇぇ!
―――いいぞ上村!ひゅーひゅー!
なんか変な声がするよ…気のせいかなぁ…女の子の声がかき消されちゃってるよ…
そしてそれに耐え兼ねた上村くんは、ついに裕美ちゃんの腕をつかんで走り出した。
「ちょっと君…行くよ。」
「えっ………」
瞬時に顔が沸騰したようで今にも湯気が出てきそうな裕美ちゃんと対照的に、美女をつかんでいるというのに顔色ひとつ変えない上村くんは女慣れしすぎてるのだろうか…
そりゃそうだ。
やつらの(誇張表現の)せいで、もともと美男美女の部類に入る顔の2人は必要以上に注目を浴びるはめになってしまったのだから‥。
(まったく…もっときれいなやつらもおるだろうにのぅ)
(だれだ…またつっこんだ田舎っぺは!)
そしておせっかいコンビのガードがなくなった今、2人は最大級のピンチに見舞われることになってしまったのだった。
―――うひゃぁい!近付けぇぇぇ!
―――いいぞ上村!ひゅーひゅー!
なんか変な声がするよ…気のせいかなぁ…女の子の声がかき消されちゃってるよ…
そしてそれに耐え兼ねた上村くんは、ついに裕美ちゃんの腕をつかんで走り出した。
「ちょっと君…行くよ。」
「えっ………」
瞬時に顔が沸騰したようで今にも湯気が出てきそうな裕美ちゃんと対照的に、美女をつかんでいるというのに顔色ひとつ変えない上村くんは女慣れしすぎてるのだろうか…

