そうこうしてるうちに裕美ちゃんwithおせっかい女と、上村くんwithおせっかい男の周りに人が集まってきたようだった。
野次馬…というか見物人の生徒たちもあほである。
―――かっこいいー!
―――きれいー!
―――かわいいー!
―――付き合ってー!
お前らベタな歓声しかあげれないのか。
というか、女子の黄色い声になにかまざるとちょっときもい。
―――ゆ、ゆゆ…裕美ちゃん結婚してー!
―――萌えー萌えー
今の時代、とりあえず萌えと言えば良いというわけではないと思うんだけど…
とりあえず、そんな中でもおせっかい女とおせっかい男の意味不明な対立は続いていた。
「裕美はあたしのものよ!あたしの許可なしに話しちゃダメ!触るのも近付くのもダメ!」
「ばかやろー!上村もお触り禁止なんだぞ!俺のものだぞ!」
「BLね!?うわぁきしょい!あんたみたいなのがBLだなんて!BLはもっと少年的な子がいいのよ!」
「なんだよ少年的って!なんの理想だよ!くっそーそっちはGLか!?」
「あれっ?そういえば…GLって単語あるのかしら?」
「いやぁ…知らねぇ…」
「ちょっと図書館にでもいって調べてきましょうよ!」
「いいねぇ!行こうぜ!」
ふたりはなぜか意気投合して去って行った。
野次馬…というか見物人の生徒たちもあほである。
―――かっこいいー!
―――きれいー!
―――かわいいー!
―――付き合ってー!
お前らベタな歓声しかあげれないのか。
というか、女子の黄色い声になにかまざるとちょっときもい。
―――ゆ、ゆゆ…裕美ちゃん結婚してー!
―――萌えー萌えー
今の時代、とりあえず萌えと言えば良いというわけではないと思うんだけど…
とりあえず、そんな中でもおせっかい女とおせっかい男の意味不明な対立は続いていた。
「裕美はあたしのものよ!あたしの許可なしに話しちゃダメ!触るのも近付くのもダメ!」
「ばかやろー!上村もお触り禁止なんだぞ!俺のものだぞ!」
「BLね!?うわぁきしょい!あんたみたいなのがBLだなんて!BLはもっと少年的な子がいいのよ!」
「なんだよ少年的って!なんの理想だよ!くっそーそっちはGLか!?」
「あれっ?そういえば…GLって単語あるのかしら?」
「いやぁ…知らねぇ…」
「ちょっと図書館にでもいって調べてきましょうよ!」
「いいねぇ!行こうぜ!」
ふたりはなぜか意気投合して去って行った。

