入学式の翌日。
校門を入って来た雄子は異様な光景を目にした。
なんかいる‥
うじゃうじゃいる‥
「なんじゃこりゃぁぁぁ!」
雄子は思わず男らしい声でなんだかどこかで聞いたことのあるセリフを口にした。
古っ。
「上村くぅん☆」
きゃぁぁぁぁぁ♪
「男の子よりも男らしくて素敵~」
自分が校門を抜けようとすると悲鳴ともとれる歓声が頭上からふりそそぎ、女たち+αが群がって来た。
+αとは、おかまのことである。
ちなみに普通の男子も雄子の美男子っぷりに憬れて一目見ようとまざっているのだが。
すると、数秒後に男たちの叫び声が重なって来た。
「もうなんなんだよ‥」
雄子はぼそりとつぶやき、髪をかき上げた。
そのしぐさがまた美しい。
そして雄子が後ろを振り向くと、いきなり男たちが叫んだ原因を発見した。
「あっ…裕美!」
そう、校門にいた生徒たちは、入学式の時にうわさされた美男(?)美女を自分の目で確かめようと、外に出て来ていたのだった。
「あっ!雄子!なにこれぇ!」
「裕美のファンたちだよ~」
「いやいや雄子のファンも混ざってるって‥」
「あはは‥で、どうする?」
そういって2人は目を見合わせた。
と、その時!
「はいはい道あけて~」
男子生徒があらわれた。
校門を入って来た雄子は異様な光景を目にした。
なんかいる‥
うじゃうじゃいる‥
「なんじゃこりゃぁぁぁ!」
雄子は思わず男らしい声でなんだかどこかで聞いたことのあるセリフを口にした。
古っ。
「上村くぅん☆」
きゃぁぁぁぁぁ♪
「男の子よりも男らしくて素敵~」
自分が校門を抜けようとすると悲鳴ともとれる歓声が頭上からふりそそぎ、女たち+αが群がって来た。
+αとは、おかまのことである。
ちなみに普通の男子も雄子の美男子っぷりに憬れて一目見ようとまざっているのだが。
すると、数秒後に男たちの叫び声が重なって来た。
「もうなんなんだよ‥」
雄子はぼそりとつぶやき、髪をかき上げた。
そのしぐさがまた美しい。
そして雄子が後ろを振り向くと、いきなり男たちが叫んだ原因を発見した。
「あっ…裕美!」
そう、校門にいた生徒たちは、入学式の時にうわさされた美男(?)美女を自分の目で確かめようと、外に出て来ていたのだった。
「あっ!雄子!なにこれぇ!」
「裕美のファンたちだよ~」
「いやいや雄子のファンも混ざってるって‥」
「あはは‥で、どうする?」
そういって2人は目を見合わせた。
と、その時!
「はいはい道あけて~」
男子生徒があらわれた。

