(いやん!このつかまれた感じは完ッ璧に上村くんだ!)
裕美ちゃんは上村くんの腕の感じまで覚えたらしい。
恐るべし………。
そして昇降口に飛び込むと、すばやく裕美ちゃんは靴を脱ぎ、再びひっぱられて1階の教室に放り込まれた。
「君の席、そこだよ。」
冷静な声がふりそそぐ。
あぁ愛しの王子様!上村くん!
とか思っているに違いない。
そして裕美ちゃんはお礼をいうべく、顔を上げた。
いやんかっこいい!
………
あれ?
セーラー服!??
「やぁだぁ上村くん!なに女装してんの!似合わねー!!!」
「いやいや…女だから………。」
上村くん(?)は実に弱々しい声を発した。
裕美ちゃんは上村くんの腕の感じまで覚えたらしい。
恐るべし………。
そして昇降口に飛び込むと、すばやく裕美ちゃんは靴を脱ぎ、再びひっぱられて1階の教室に放り込まれた。
「君の席、そこだよ。」
冷静な声がふりそそぐ。
あぁ愛しの王子様!上村くん!
とか思っているに違いない。
そして裕美ちゃんはお礼をいうべく、顔を上げた。
いやんかっこいい!
………
あれ?
セーラー服!??
「やぁだぁ上村くん!なに女装してんの!似合わねー!!!」
「いやいや…女だから………。」
上村くん(?)は実に弱々しい声を発した。

