上村くんは裕美ちゃんの怪しい様子にあきれてなにもつっこむことなく帰ることにしたのだった。
「あーとりあえず私かえりますから」
上村くんは右手をヒラヒラと振りながら帰っていった。
残された裕美ちゃんは“あたしの王子様~♪”なんていって浮かれモードMAXのままぼーっと突っ立っていた。
そこに、一旦校門で倒れていった野次馬たちがかけつける。
―――ひゃっほーぅ!
―――裕美ちゅわぁぁぁん!
―――ちっ!上村くん消えたわ!
最後の一人はどうやら女の本性を出したようだった。
あぁおそろしやおそろしや。
あーめん。
と、そこでやっと我にかえった裕美ちゃんは、顔をしゃきっと元に戻して自宅まで走りさって行くのであった。
「あーとりあえず私かえりますから」
上村くんは右手をヒラヒラと振りながら帰っていった。
残された裕美ちゃんは“あたしの王子様~♪”なんていって浮かれモードMAXのままぼーっと突っ立っていた。
そこに、一旦校門で倒れていった野次馬たちがかけつける。
―――ひゃっほーぅ!
―――裕美ちゅわぁぁぁん!
―――ちっ!上村くん消えたわ!
最後の一人はどうやら女の本性を出したようだった。
あぁおそろしやおそろしや。
あーめん。
と、そこでやっと我にかえった裕美ちゃんは、顔をしゃきっと元に戻して自宅まで走りさって行くのであった。

