隣の彼はイケメン兄弟?!

すると、私の視線に気付いたのか、隆志は「俺達もやる?」なんて言い出した。


「へっ?」

「ああいうのやりたいんだろ?」


私はブンブン首を横に振った。


「そうだよな。花音、すぐ声に出るしな。」

隆志はイタズラな顔で笑う。


「声なんか出さないもんっ!」

「じゃあ、やってみる?」

「どうぞ?!」

って、ん?しまった!!


勢いあまって“やる”って返事しちゃったじゃないっ!


「ふーん、本当に良いんだ。」

隆志はめっちゃ嬉しそうな顔出し。


「いやいや、今の間違い!」


「もう、遅い。」


隆志は私の唇に・・・チューっ・・・。

これって、舐めるところかキスじゃないっ!