隣の彼はイケメン兄弟?!

「お腹が空いている?」


ぐぅうううううーーー!



その言葉とほぼ同時位になった音。

私のお腹の音が私の言葉よりも先に答えてくれた。

うわっ・・・恥ずかしすぎる!


「ぷっ、空いているんだね。」

隆志の笑いはなかなか止まらない。


「そうですっ!お腹空すきまくりですっ!!」


そして、注文をした。

もちろん、ハンバーガーを。

隆志はアボガドバーガーを。

私は一番オーソドックスなやつを頼んだ。

どちらも、ピクルス&ポテト付き。

ちょっとボリュームがある感じだけど、今の私にはドンと来いって感じ?


あっ・・・これってデートだから、少食アピール・・・する必要ないか。


私は、席に着くと、腿にハンカチをひいた。

こぼれたら最悪だもんね。