隣の彼はイケメン兄弟?!

すると、隆志は私の口をペロッと舐めてきた。


「あんっ・・・。」


「これだけで感じるなんて、もう立派な大人だな。」



隆志は意地悪そうな顔。


「意地悪バカオヤジ!」


私は、手をついて自分で立ち上がると、スカートの砂をポンポンとはたく。



そして、急いで隆志の元から離れた。

だって、こんな顔見られたくない。

今たぶん、私の顔真っ赤!

ドキドキしているなんて気付かれたら最悪。


「花音待てよ!」


「待たないっ!」


私は海の方へと歩いて行った。