隣の彼はイケメン兄弟?!

隆志ってば優しい。

そして、2人裸足で砂浜を歩く。


「何だか気持ちいいね。」


「そうだな。」


砂浜の温もりが足にはとても気持ちよくて。

サンダルをぬいだ足は、とても開放的で・・・。

こんな感覚久し振り。


「隆志?」


「ん?」


「連れてきてくれてありがと。」


「どういたしまして。」


そう言うと隆志は嬉しそうに笑った。

素直にお礼を言った私は、ちょっと恥ずかしくて。

私は、砂浜を子供のように走ったのだった。