隣の彼はイケメン兄弟?!

ワタシカライウノヲ、マッテイタ・・・?

私は意味が分からなかった。



首を傾げる私に、隆志は・・・



「俺が何も言わなかったせいで、君の頭の中は俺でいっぱいになったはずだ。」


自信を持って言う隆志。



確かに・・・デートの事気になって、隆志の事ばかり考えていたのは事実。


それって・・・



「押して駄目なら引いてみろ作戦っ?!」


大声で言う私を見て隆志はまた鼻で笑った。



「そうかもしれないな。」


むむむ・・・むかつく!

何この余裕顔!



「で、明日はどうするんですか?!」



「どうして欲しい?」



えっ・・・?