隣の彼はイケメン兄弟?!

「会社でもあんな事したい?」



私に近寄ってくる隆志。



「えっ?」



思わず私は後ずさり、壁に背を付けた。

キスされる・・・。

そう思って目を瞑った私。



ん?何もしてこない?


私は少し目を開けてみると・・・

「ふっ」と笑って隆志は私の元を去っていった。


って、いったいなんなのよ!

私は会議室から出て行く隆志の後姿を見ながら

一人顔を膨らませていた。


やっぱり、イライラ健在!

あいつの顔がいけないんだっ!