そして、私達はバタバタしながら仕事へ行った。
私達と言っても、私と隆志だけ。
リョウはまだ少しのんびりしていられるんだって。
「いってらっしゃーいっ!」
何故かリョウに見送られる私と隆志。
私達は急いで会社に向う。
家を出ると、隆志は最初から走る素振りを見せた。
えっ?走るの?とは思いつつ、確かに遅刻はやばいもんね。
それでも隆志は、私にペースを合わせてくれている。
なのに、それでも追いつけない私。
「はぁはぁはぁ・・・。隆志?もう、先に行っていいよ?私、もう無理。」
途中息を切らしている私に、隆志は優しく手を差し伸べる。
「ほらっ!」
「いいよ。隆志も遅刻になっちゃう。」
「はぁ、もう素直じゃないな。」
隆志は私の手を無理矢理?握る。
少しだけ汗ばんだ手。
それがお互いにくっ付いて・・・離れたくないと言っているようだった。
私達と言っても、私と隆志だけ。
リョウはまだ少しのんびりしていられるんだって。
「いってらっしゃーいっ!」
何故かリョウに見送られる私と隆志。
私達は急いで会社に向う。
家を出ると、隆志は最初から走る素振りを見せた。
えっ?走るの?とは思いつつ、確かに遅刻はやばいもんね。
それでも隆志は、私にペースを合わせてくれている。
なのに、それでも追いつけない私。
「はぁはぁはぁ・・・。隆志?もう、先に行っていいよ?私、もう無理。」
途中息を切らしている私に、隆志は優しく手を差し伸べる。
「ほらっ!」
「いいよ。隆志も遅刻になっちゃう。」
「はぁ、もう素直じゃないな。」
隆志は私の手を無理矢理?握る。
少しだけ汗ばんだ手。
それがお互いにくっ付いて・・・離れたくないと言っているようだった。