~涼太side~
僕は2年前からモデルの仕事をし始めた。
本当の僕はモデルをやりたかった訳ではない。
本当は写真家になりたかったんだ・・・。
親にはいつも「兄さんのようになりなさい!」と言われてきた。
周りの人もいつも「素敵なお兄さんね」と言っていた。
僕は何を頑張っても兄さんには叶わなかった。
僕が写真家になりたいと言った時も、そんな食べれるかどうか分からない仕事辞めて、普通の会社員になれという親。
子供が苦労をする所は見たくないという気持ちも分かるけど。
でも、兄さんは違った。
「やりたい事がある事は良いことだ。俺はそれが羨ましい。少し頑張ってみたら?」と言ってくれた。
兄さんは自分の事を分かってくれている、そう思うと兄さんには叶わないと思うと同時に、自分に苛立った。
そんなある日、俺は街を歩いていると、モデルにスカウトされた。
親は、もちろん反対した。でも、俺は押し切った。
もしかしたら、これはプロの写真家に近づけるチャンスだと思ったからだ。
しかしそんなに甘くは無かった。
写真家の人と話していても「君はモデルの方が向いてるよ」なんて軽くあしらわれてばっかりだった。
僕は2年前からモデルの仕事をし始めた。
本当の僕はモデルをやりたかった訳ではない。
本当は写真家になりたかったんだ・・・。
親にはいつも「兄さんのようになりなさい!」と言われてきた。
周りの人もいつも「素敵なお兄さんね」と言っていた。
僕は何を頑張っても兄さんには叶わなかった。
僕が写真家になりたいと言った時も、そんな食べれるかどうか分からない仕事辞めて、普通の会社員になれという親。
子供が苦労をする所は見たくないという気持ちも分かるけど。
でも、兄さんは違った。
「やりたい事がある事は良いことだ。俺はそれが羨ましい。少し頑張ってみたら?」と言ってくれた。
兄さんは自分の事を分かってくれている、そう思うと兄さんには叶わないと思うと同時に、自分に苛立った。
そんなある日、俺は街を歩いていると、モデルにスカウトされた。
親は、もちろん反対した。でも、俺は押し切った。
もしかしたら、これはプロの写真家に近づけるチャンスだと思ったからだ。
しかしそんなに甘くは無かった。
写真家の人と話していても「君はモデルの方が向いてるよ」なんて軽くあしらわれてばっかりだった。

