隣の彼はイケメン兄弟?!

あの時期の私だったら、2人を好きって堂々と言っていられたのに。

私ぐらいの年になると、やっぱりどっちも好き!というのは、やっぱりいけないのだろうか?


昨日私は、リョウが好きだと知った。

けれど、隆志とどう違うと思うと・・・。

分かるような分からないような。


はぁ、昔に戻りたいっ!


そして、私は会社の前へと着いた。

何度引き返そうと思った事か。

とりあえず、ここまでちゃんと着た自分を褒めてあげた。

私は大きく深呼吸をして会社へ入る。


よしっ!


私は気合を入れるために、頬を両手でピチっと叩く。

そして、エレベーターに乗り自分の課へ。


あっ・・・隆志がいる。

ふふっ、当たり前か。


頑張れ、花音。

そして、私は隆志に近づいた。