隣の彼はイケメン兄弟?!

私は電車の駅へ着くなり、トイレへ駆け込んだ。

そして、パンダさんになっているメイクを直した。

メイクを直すと、私は電車に乗った。


早く家へ帰りたい。

そして、何も考えずに寝たい。


電車を降りると私は足早に改札を出ようとした。

しかし、ここであまり逢いたくない人にあってしまった。


「隆志・・・。」

「花音?」

「どうしたんだ?その顔・・・。」


やっぱり、メイク直しても分かるんだ。


「何もない。」

「目すごい腫れているぞ?」


隆志は私の腕を掴む。


「嫌っ!」


私はさっきの事を思い出す。


「ごめん、帰る。」


私は、早歩きで家路に向う。