隣の彼はイケメン兄弟?!

香おばちゃんの結婚式の間、私の片手はずっとリョウに握られていた。


私はお母さんに見られまいと、その手を私とリョウの腿の間に隠そうとする。

しかし、リョウはわざと、私の腿の上に手を置こうとする。


私のスカート丈が短いせいか、ストッキングの上に置かれるゴツゴツとした大きな手。

リョウの手を感じるのと同時に、誰かに見付からないかという冷や冷や感。

それが、私の心を大きなドキドキへと変えていく。



「のんちゃん?」

「んっ?なっ、何っ?!」


私は急いで繋がれた手を後ろに隠そうとした。

その瞬間、リョウの手は私のお尻に触れた。


「キャッ!」


私は思わず声を出してしまった。

私は思わず、リョウの方を見てしまう。

お母さんに見付かった?


すると、お母さんは、私たちの手ではなく、リョウの顔を見たのだった。


「もしかして、涼太君?」


お母さんは、涙を拭いながら、リョウに話しかける。


「はい、おばさん。お久し振りです、涼太です。」