「隆志、何してるのよ!」

「お前が俺がいる事隠すからだろ?」

「だって・・・。」

「だって何?」

「だって・・・。」


私はそれ以上何も言えなかった。


「今日は帰る。」

「えっ?帰るの?」

「いて欲しいのか?」

「いや・・・。」



私は隆志を玄関まで送ると、隆志は静かに帰っていった。


私はすぐにシャワーを浴びに風呂場へと行った。

鏡に映った自分の姿。


首、鎖骨・・・そして胸の谷間までもが・・・

隆志の唇によって赤く染められた綺麗な花が、ほんのり咲いていた。