隣の彼はイケメン兄弟?!

隆志は唇から手を離すと、今度は自分の唇を合わせてきた。


「んっ・・・。たか・・し・・・んあっ・・・。」


私は一瞬このまま流されても良いと思った。

既にワインボトルを2本空けている私達には、その薬がいつもよりエッチにさせているのかもしれない。

隆志は、私の唇を奪いながらも、ワンピースの後ろのファスナーを上手く下げていく。

それと同時に隆志の唇は首・鎖骨へと落ちていく・・・。


「あんっ・・・。」


勝手にもれる声は相変わらず恥ずかしくて。


「可愛い・・・僕の花音・・・。

涼太にも誰にも渡したくない・・・。」


と、その時・・・。

プルルルル・・・プルルルル・・・。

私達の行為を邪魔するかのように電話がかかってきた。