「嫌な事件だったな。」
遠藤は屋上で寝そべりながらボソリとつぶやいた。
「こんなのってあんまりだよ。」
僕は犯人の動機を聞かされてから、胸のムカムカが治まらなかった。
「だって、ただのストーカーじゃないか。彼女と話した事もなかったくせに」
僕は胸のムカムカを吐き捨てるように言葉を口にした。
「大丈夫だよ。彼女は先生に会えて、今はもう眠ってるんだ。」
淳は僕の頭をぐしゃぐしゃに撫でた。
「私、紫陽花階段で怪我人が増えたのは、あなた達のせいって言ったわよね。」
黙って聞いていた花子さんが話し始めた。
「でも本当は皆・・・霊達は、あなた達に助けを求めているのね。」
花子さんがにっこり笑って、とびきりの笑顔を見せてくれた。
僕はその笑顔を見た瞬間、胸のムカムカが消しとんだ。
人間も霊も心は複雑で自分の事さえ覚束(おぼつか)ない。
まして他人の心の中なんて全てを把握出来るわけない。
でも僕は3人の事を分かりたいと思ってる。
皆がいてくれてよかった。
遠藤は屋上で寝そべりながらボソリとつぶやいた。
「こんなのってあんまりだよ。」
僕は犯人の動機を聞かされてから、胸のムカムカが治まらなかった。
「だって、ただのストーカーじゃないか。彼女と話した事もなかったくせに」
僕は胸のムカムカを吐き捨てるように言葉を口にした。
「大丈夫だよ。彼女は先生に会えて、今はもう眠ってるんだ。」
淳は僕の頭をぐしゃぐしゃに撫でた。
「私、紫陽花階段で怪我人が増えたのは、あなた達のせいって言ったわよね。」
黙って聞いていた花子さんが話し始めた。
「でも本当は皆・・・霊達は、あなた達に助けを求めているのね。」
花子さんがにっこり笑って、とびきりの笑顔を見せてくれた。
僕はその笑顔を見た瞬間、胸のムカムカが消しとんだ。
人間も霊も心は複雑で自分の事さえ覚束(おぼつか)ない。
まして他人の心の中なんて全てを把握出来るわけない。
でも僕は3人の事を分かりたいと思ってる。
皆がいてくれてよかった。
