またあいつらは 二人でおしゃべりに ハマり込んでいる。 「おいっ!怜衣と楓! ちゃんと作業しろ!」 オレがそう注意すると 『はぁーい』 元気よく返事をした。 こいつら、いつも 返事だけはいいんだ。 それと言うより オレはいつの間にか 二人をのことを名前で 呼ぶようになっていた。