☆年下×男子☆

『ん〜ん』




また頭を横に振り、きょとんとした顔でこちらを見つめる




でもその瞳は仕草よりもずっと大人びていて、見入ってしまうくらいの深い緑色をキラキラさせている





はっと我に返って瞳から目をそらすと、男の子の手には鈴蘭の束が握られていいて、鈴の形をした白い花々が揺れていた





「お花、綺麗ね」