生きる

こんなことが何日か続いた。
そんなことから、陽助はあることに気付いた。
唯一、自分が許されていることは、危険を知らせることだと。
渾身の力で叫ぶことで、相手はハッと気付くのだ。
なぜ自分にそんな力があるのか、陽助本人でもわからなかった。
たぶん、自分は選ばれたのだろう。
だからあの世には行かず、この世にとどまったと思う。