葬式も行われ、火葬も済まされた。 天国に行っても元気でいろよ、と父親が酒を飲みながら言っていた。 残念ながら、陽助は天国にも地獄にも行っていない。 この世に残っていた。 誰にも気付かれず、何も触れられないまま、あの道で存在しているのだ。