生きる

診断をした結果、首の四番から六番が椎間板ヘルニアであった。
まだ軽いものだったが、これ以上ひどくなれば、手の機能が停止し、手術をしなければならない。
それを避けるためには、首に衝撃を与えてはならない。
つまり、ボクシングは続けてもいいが、試合には出られないのだ。
絶対的な絶望感が、寛治を地獄に落とした。