生きる

少しの間があったが、噴水の音で埋まった。
チラッと葵を見ると、目から涙が零れている。
すぐに目線を変えた。
しばらくして、葵は涙を拭いて言った。
「私も。これからも、よろしくね。」
時生は嬉し笑顔を浮かべ、葵に近づいた。
葵は照れ笑いを浮かべている。
噴水の水が高く上がると同時に、二人の唇が重なった。